host.docker.internalって何者？

ローカルで開発していた環境をDockerに移したときに、度々問題になるこいつは一体何者なのか

ざっくり言うと

Dockerコンテナ内からホストPCのlocalhostを参照したいときのおまじない

たとえば

ホストPC「localhost:5432でPostgreSQLに接続できるよ！」

コンテナ内アプリ「了解！localhost:5432でDBに接続するぜ！」

コンテナ「（localhostっちゅうことは、コンテナの内部ネットワークのことやろな～）

？？！いやコンテナの5432番ポートは空っぽやで！！」

となってしまうので、

コンテナ内アプリ「host.docker.internal:5432に接続！(イイ感じにホストPCに接続してくれ)」

コンテナ「ホストPCの内部ネットワーク、5432番ポートやな～了解！」

といったように、

イイ感じにコンテナ内からホストPCのポートに繋いでくれるというもの

一応Dockerコンテナ内でlocalhostを使うこと自体は間違いではない
ただし、あくまでコンテナ自身のローカルネットワークを参照しているので、
- 内部ネットワーク上で動かしているDBになぜかアクセスできない！
- コンテナ内のサーバーから別コンテナで公開しているサーバーに繋がらない！
とならないように知っておくとよい
もちろん意図して、同じコンテナ内のネットワークにアクセスしたい場合にlocalhostを指定することは全く問題ない

Dockerの別コンテナにアクセスするために用いるものだと思っていたが、実はホストPCのlocalhostと読み換えるだけなのであった